雑司が谷まちかど遺跡ミュージアム
雑司が谷地域の考古学
平成27年2月20日から3月25日まで
雑司が谷案内処2階ギャラリー
午前10時半~午後4時半 木曜休館
豊島区では、1988年に区内での本格的な発掘調査が始まり、現在区内では、16の遺跡が登録されています。雑司が谷案内処の所在するこの場所は、雑司が谷遺跡として、豊島区No.12遺跡に指定され、旧石器時代、縄文時代、平安時代、室町時代、そして江戸時代から現代に至る遺構・遺物が発見されています。特に鬼子母神周辺は、江戸近郊の遊興地として栄え、参道には参拝客目当ての料理屋などが並び、多くの人たちで賑わっていたことが、文献史料や発掘の成果によって分かっています。
また豊島区立中央図書館周辺は、江戸時代には雑司が谷村と巣鴨村の接する場所で、東池袋遺跡として豊島区No.13遺跡に指定されています。この地には「御鷹部屋御役屋敷」などの武家地も存在していました。 今回の展示では、発掘調査で得た成果を基に、雑司が谷地域の歴史をご紹介します。
配布資料 zoushigaya201503